暗闇の先に…(続)



しばらく車を走らせ向ったのは、海が見える山だった

 

少し山道を登り見えてきたコテージみたいな建物





その建物の前に車を停めると付いて来るように言われた




中に入ると高級感溢れる装飾品があちこちに施されている



キョロキョロと周りを見ていると腕を掴まれ奥の部屋へと連れて行かれた




扉を開くと、以前 陸斗の実家で会った女性がソファに腰掛けていて、そこの後ろにスーツを着た男性が数人立っている



「遅かったわね。待っていたわ」



「すみません…これでも急いだ方なんですよ」



私の腕を引っ張りながら中へと入って行き
女性の前に行くと、床に座らされた

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