MATSUのごくありふれた平凡な日々

わー、なんか、変なのが出てきた。

松はガブリエルを見て背に汗をかく。

「まあ、思っちゃうわよね、その顔じゃ。
 英語じゃなくて、フランス語とか。
 ガブリエルだし」

美紀がしれっと刺す。

「どうせ、どっちも話せねーよっ」
「ご愁傷様」
「え、話せないんだ」

松が思わず呟くと、わかりやすく落ち込んだ。

「塩を刷り込まないように、ね」

美紀は松の肩を軽くたたいた。

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