MATSUのごくありふれた平凡な日々
「誰がガブちゃんだ」
顔だけ起こし、上目遣いで睨まれる。
金髪美青年の潤んだ目の上目遣い。
松は胸を押さえた。
う、打ちぬかれた、、、。
営業部の連中って、なんでこんなに外見はそろってるんだろ。
中身は残念なのに。
暁を筆頭に、瑠衣といい、ガブちゃんといい。
「松、全部、声に出てる」
「げっ」
美紀の指摘に慌てて松は手で口を押えた。
「私は、あんたも残念だと思うけどね」
美紀のぼそりとした呟きは聞こえないふりをした。