急募!ベリーの若様が花嫁を御所望です!
結局…最上階のいつもの大也の部屋まで連行され、山藤の出してくれた紅茶を飲みながら、亜里砂は怒っていた。
「今日は来なくていいって言ったじゃないですか!だいたい、泊まりの出張じゃなかったんですか⁉︎もう!久しぶりに前職の同期の友人と楽しく飲んでたのに!」
(本当は池澤の話で、全然盛り上がらなかったけど)
「お前が男と二人きりで飲んでるって連絡が入ったんだ!おちおち泊まってなどいられるか!」
(それでヘリを飛ばして帰ってきたって言うの⁉︎)
「私は貴方の彼女ですかッ!キモッ!」
「きも…」
「コホン…」
(しまった!)
お茶を出した山藤が、珍しくすぐに退がらず、部屋の隅に控えていることを忘れて、いつもの調子で若様を罵ってしまった。
さすがに彼の部下の前では、彼を立てねばならない。
「と…とにかく…。今日はタブレットも無いし、準備もできていないので、お見合いの斡旋は出来ませんよ」
「それはいい」
「じゃぁどうして!あっ!それに、どうして若様が、あの男の名前を知ってるんですか⁉︎」
「……」
口を引き結んで黙っている若様に代わって、山藤が口を開いた。
「今日は来なくていいって言ったじゃないですか!だいたい、泊まりの出張じゃなかったんですか⁉︎もう!久しぶりに前職の同期の友人と楽しく飲んでたのに!」
(本当は池澤の話で、全然盛り上がらなかったけど)
「お前が男と二人きりで飲んでるって連絡が入ったんだ!おちおち泊まってなどいられるか!」
(それでヘリを飛ばして帰ってきたって言うの⁉︎)
「私は貴方の彼女ですかッ!キモッ!」
「きも…」
「コホン…」
(しまった!)
お茶を出した山藤が、珍しくすぐに退がらず、部屋の隅に控えていることを忘れて、いつもの調子で若様を罵ってしまった。
さすがに彼の部下の前では、彼を立てねばならない。
「と…とにかく…。今日はタブレットも無いし、準備もできていないので、お見合いの斡旋は出来ませんよ」
「それはいい」
「じゃぁどうして!あっ!それに、どうして若様が、あの男の名前を知ってるんですか⁉︎」
「……」
口を引き結んで黙っている若様に代わって、山藤が口を開いた。