急募!ベリーの若様が花嫁を御所望です!
「地味じゃが笑顔はなんとも可愛いのう。そういえば…母方のお祖父様も、確か外務省の…」

「はい。数年前に退官して、祖母と二人…今は悠々自適の田舎暮らしをしております」

「ほうほう。田舎にと…それは羨ましいな。
お祖父様とは何度も色々な席でお会いした。
そうかそうか…。ご兄弟は?」

「三つ上の兄は、数年前にやはり外務省の方に入省しまして…今は確かオーストラリアの大使館にいる筈で、あとは、七つ下の双子の弟妹がおります」

大也も、湊と呼ばれた男も、驚いた顔で金持と亜里砂の顔を交互に見ている。

その後も金持と亜里砂との会話が、のんびりと続いた。



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