急募!ベリーの若様が花嫁を御所望です!
「おっと…いかん、いかん。亜里砂さんと、もっとお喋りをしていたい所だが…今日はもうこんな時間だ。医師や看護師に叱られてしまう。急がねば…。
では…葉山…例のものを…」
「はい」
亜里砂と話をしていた金持が、湊と呼ばれた男に声をかけると、彼は背後の棚の引き出しから、一枚の紙とペンを取り出し、金持の足元のオーバーベッドテーブルを引き寄せ、その上に並べて置いた。
「こ…これは…!」
亜里砂が小さく呟き、こくんと唾を飲み込む。
背中を伝う冷や汗が止まらない。
「では…大也、あー…亜里砂ちゃん…。今すぐこれにサインを…。亜里砂ちゃんの分のハンコは明日、大也の秘書に言って、職場に取りに行かせるよ。証人は会長と俺の二人で良いだろう…」
と葉山が言う。
「婚姻届まで用意してたのか…。フン、さすが湊…抜かりはないな…」
大也はようやく亜里砂と繋いでいた手を離すと、ペンを手にとりサラサラと記入し始めた。
(に…逃げるべき⁉︎)
そう思うが、恐ろしくて足が動かない。
では…葉山…例のものを…」
「はい」
亜里砂と話をしていた金持が、湊と呼ばれた男に声をかけると、彼は背後の棚の引き出しから、一枚の紙とペンを取り出し、金持の足元のオーバーベッドテーブルを引き寄せ、その上に並べて置いた。
「こ…これは…!」
亜里砂が小さく呟き、こくんと唾を飲み込む。
背中を伝う冷や汗が止まらない。
「では…大也、あー…亜里砂ちゃん…。今すぐこれにサインを…。亜里砂ちゃんの分のハンコは明日、大也の秘書に言って、職場に取りに行かせるよ。証人は会長と俺の二人で良いだろう…」
と葉山が言う。
「婚姻届まで用意してたのか…。フン、さすが湊…抜かりはないな…」
大也はようやく亜里砂と繋いでいた手を離すと、ペンを手にとりサラサラと記入し始めた。
(に…逃げるべき⁉︎)
そう思うが、恐ろしくて足が動かない。