急募!ベリーの若様が花嫁を御所望です!
「はい。若様のお好みのタイプの花嫁候補をリストアップしておきました。
美幸さんの端末にも送っておいたので、確認して下さい。
『女ならなんでもいい』と昨夜若様も仰っていましたから、すぐに花嫁は決まると思います」

「そ…そう…。わかった、見てみる…」

美幸が、リストアップした花嫁候補に素早く目を通し「いいんじゃない?」と亜里砂にニッコリ笑いかけたのを見て…。

亜里砂は小さく首を傾げた。

(あれ?美幸さん…なんか…変?
いつもなら、もっとじっくり見て、的確なアドバイスをくれるのに…。何もコメント無し?
ああ…やっぱり女なら誰でも良いひとだから?
うん!気が重かったけど楽になった!さっさと行って済ませてこよう!)

「では、お迎えが来る前に着替えて来ます」

「あ!あーちゃん!いいの、着替えなくても!
そのままの格好で行ってらっしゃい。場合によっては長引くかもしれないから、今夜のあーちゃんが担当予定のお見合いは、私が代わりに行くわ。
あと…もし若様が昨日の謝罪をしてきたら、広い心で許してあげてね…」

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