この声で、キミに「好き」と伝えたい。
この美歌の気持ちもわからなくはないから、姉として強く言えなかったりもする。
「そのうち美歌も、ママの気持ちをわかってくれるよ」
「…そうだといいんだけど。千歌はいつだってお利口だから、ママにとって自慢の娘よ」
そう言ってママは、あたしの頭を撫でた。
その言葉を、あたしは複雑な思いで聞いていた。
ママからの期待も、音楽漬けの日々も決して嫌というわけではない。
「そのうち美歌も、ママの気持ちをわかってくれるよ」
「…そうだといいんだけど。千歌はいつだってお利口だから、ママにとって自慢の娘よ」
そう言ってママは、あたしの頭を撫でた。
その言葉を、あたしは複雑な思いで聞いていた。
ママからの期待も、音楽漬けの日々も決して嫌というわけではない。