この声で、キミに「好き」と伝えたい。
優雅なお嬢様像とは程遠い、そういった弱肉強食の孤独の世界だった。


本当の友達はいないけれど、あたしには歌がある。

もっともっと練習してうまくなって、あたしの歌声を多くの人に聴いてもらいたい。


そのためだけに、この学校に通っているようなもの。



放課後。


「千歌ちゃん!この前、駅に新しくできたクラシックカフェに、みんなで行こうって話してたんだけど、千歌ちゃんもどうっ?」
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