この声で、キミに「好き」と伝えたい。
衛斗の方が上なのは、わかっていたから。


それから年に数回、衛斗のコンサートにママに連れて行かれたり、その反対に衛斗があたしのコンクールを観にきたりと、たまに会うような仲ではあった。


ここ1、2年は顔を合わせてはいなかったけど、まさか…衛斗の実家に投げ込まれるとは思ってもみなかった。


数年前までイタリアに住んでいたということもあるかもしれないけど、とにかく女性慣れしていて、キザとナルシストは今も健在。
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