北向き納戸 間借り猫の亡霊 Ⅱ 『溺愛プロポーズ』
「もしかしてそういうこと?!」
「いやぁ、なんていうか」
濁す凛乃にかぶせて、
「でもそういうことじゃん、それって!」
結論付けようとするコンビの視線にちらりと伺われた。指示語ばかりの会話だったけど、そのときなぜか、ぴんときた。
「そのつもりです」
とっさに答えていた。
とたんにコンビがきゃーっと叫び、凛乃は驚いた表情のまま、さっと頬を赤らめた。
「なんだよ維盛ー、いままで一言も匂わせられてないよ? 転職したのもそれがらみ?」
「からんでなくはない、かな」
「今日はダブルでおめでたいな」
「二次会、帰るとか言うな? 語ってもらうよ」
「いやぁ、なんていうか」
濁す凛乃にかぶせて、
「でもそういうことじゃん、それって!」
結論付けようとするコンビの視線にちらりと伺われた。指示語ばかりの会話だったけど、そのときなぜか、ぴんときた。
「そのつもりです」
とっさに答えていた。
とたんにコンビがきゃーっと叫び、凛乃は驚いた表情のまま、さっと頬を赤らめた。
「なんだよ維盛ー、いままで一言も匂わせられてないよ? 転職したのもそれがらみ?」
「からんでなくはない、かな」
「今日はダブルでおめでたいな」
「二次会、帰るとか言うな? 語ってもらうよ」