北向き納戸 間借り猫の亡霊 Ⅱ 『溺愛プロポーズ』
くだらない話題を切ろうと割り込むと、凛乃がくすくす笑う。
つるにこもいつのまにかキーボードの脇にエジプト座りして、言造のよくしゃべる口を眺めている。
すっかり言造のペースだ。
調子に乗らないように、累は凛乃の背後から威嚇のオーラを発する。
「だってさ」
言造はそんな累を指差しつつ「おまえのことだから、頼んでも次にいつこういう機会持たせてくれるかわからんもん。だったら今日で一気に情報交換しないと」
「しなくていい」
「あのね」言造の視線が凛乃のほうを向いた。
つるにこもいつのまにかキーボードの脇にエジプト座りして、言造のよくしゃべる口を眺めている。
すっかり言造のペースだ。
調子に乗らないように、累は凛乃の背後から威嚇のオーラを発する。
「だってさ」
言造はそんな累を指差しつつ「おまえのことだから、頼んでも次にいつこういう機会持たせてくれるかわからんもん。だったら今日で一気に情報交換しないと」
「しなくていい」
「あのね」言造の視線が凛乃のほうを向いた。