独占欲に目覚めた御曹司は年下彼女に溢れる執愛を注ぎ込む
「よし、できた。葵ちゃん見せて」
須和は葵の肩をゆっくりと引き、身体を反転させた。
視線は、鎖骨にあるネックレスから葵の瞳へと移っていく。
「今日はいつもより飛び切り綺麗だ。
この日のためにオシャレしてくれたの?」
「……っ、は、はい……」
「嬉しいよ」
須和はそう言って、微笑みながら葵の頭をポンポンと撫でた。
(うう、もうダメだ、心臓が壊れそう……)
動揺している自分を悟られたくなくて、葵は席に戻ろうとする須和に気丈に声を掛けた。
「わ、私も須和さんに渡したいものがあるんです」
「……僕に?」
葵はドキマギしながら、用意していた紙袋から菓子箱を取り出す。
「これ、今回のお祝い用に作ったものです。よかったら召し上がって下さい」
(結構時間をかけて作ったから、喜んでもらえるといいんだけど……)
須和は嬉しそうに「ありがとう」と言って、早速箱を開けた。
「……見事だな。芸術品を見てるようだよ」
「ありがとうございます」
須和は葵の肩をゆっくりと引き、身体を反転させた。
視線は、鎖骨にあるネックレスから葵の瞳へと移っていく。
「今日はいつもより飛び切り綺麗だ。
この日のためにオシャレしてくれたの?」
「……っ、は、はい……」
「嬉しいよ」
須和はそう言って、微笑みながら葵の頭をポンポンと撫でた。
(うう、もうダメだ、心臓が壊れそう……)
動揺している自分を悟られたくなくて、葵は席に戻ろうとする須和に気丈に声を掛けた。
「わ、私も須和さんに渡したいものがあるんです」
「……僕に?」
葵はドキマギしながら、用意していた紙袋から菓子箱を取り出す。
「これ、今回のお祝い用に作ったものです。よかったら召し上がって下さい」
(結構時間をかけて作ったから、喜んでもらえるといいんだけど……)
須和は嬉しそうに「ありがとう」と言って、早速箱を開けた。
「……見事だな。芸術品を見てるようだよ」
「ありがとうございます」