極上御曹司はかりそめ妻を縛りたい~契約を破ったら即離婚~
「なんでもないです、行きましょう」
きっと、私はここへ戻ってこない。
予感じゃなくて確信。
古渡さんとの思い出はひとつでも多く、排除したい。
しばらく日本にはまた帰ってこないし、帰る前に堪能しておきたいとの裕一郎さんの希望で、テナントに移動する。
「さすが、旨いな」
早めのランチで寿司を食べながら裕一郎さんは喜んでいる。
日本でも指折りの職人が握るこの店は古渡さんのお気に入りで、何度か来た。
それももう、食べ納めだ。
ランチのあとはタクシーで街へ出た。
飛行機は夜の便なので、それまでは観光というわけだ。
「澪音、元気ない?」
「え、元気ですよ」
少し心配そうに裕一郎さんから顔をのぞき込まれ、慌てて笑顔を作る。
「そう?
もしかして、緊張してる?」
「してるかも、です」
彼の言うとおり、フランスに行って上手くやっていけるのか不安もあるし緊張もしている。
きっと、私はここへ戻ってこない。
予感じゃなくて確信。
古渡さんとの思い出はひとつでも多く、排除したい。
しばらく日本にはまた帰ってこないし、帰る前に堪能しておきたいとの裕一郎さんの希望で、テナントに移動する。
「さすが、旨いな」
早めのランチで寿司を食べながら裕一郎さんは喜んでいる。
日本でも指折りの職人が握るこの店は古渡さんのお気に入りで、何度か来た。
それももう、食べ納めだ。
ランチのあとはタクシーで街へ出た。
飛行機は夜の便なので、それまでは観光というわけだ。
「澪音、元気ない?」
「え、元気ですよ」
少し心配そうに裕一郎さんから顔をのぞき込まれ、慌てて笑顔を作る。
「そう?
もしかして、緊張してる?」
「してるかも、です」
彼の言うとおり、フランスに行って上手くやっていけるのか不安もあるし緊張もしている。