大正蜜恋政略結婚【元号旦那様シリーズ大正編】
しかも私の色打掛をきっかけに、さりげなく、しかししっかりと製品を売り込んでいる敏正さんの敏腕ぶりを垣間見て、少し鼻が高い。
その後彼は、なんと英語で会話を交わすことまであり、改めてすごい人の妻になったのだと気が引き締まった。
津田紡績の関係者へのお披露目のために催されたような祝言だったが、富子の近くを通ったときに目配せをすると、敏正さんが私の背中を押して近づくように促してくれた。
「本日はおめでとうございます。郁子、あなたが友人の間で一番の幸せをつかんだともっぱらの噂よ」
富子は笑顔で話しかけてくる。
「ありがとう」
「中川さんですね。初めまして。よければ我が家にも遊びに来てください。郁子は少々手持ち無沙汰のようですし」
一橋さんから名前を耳打ちされた敏正さんは早速会話を弾ませる。
「ありがとうございます。是非、伺います」
久しぶりの友人との会話に、自然と顔がほころんだ。
その後彼は、なんと英語で会話を交わすことまであり、改めてすごい人の妻になったのだと気が引き締まった。
津田紡績の関係者へのお披露目のために催されたような祝言だったが、富子の近くを通ったときに目配せをすると、敏正さんが私の背中を押して近づくように促してくれた。
「本日はおめでとうございます。郁子、あなたが友人の間で一番の幸せをつかんだともっぱらの噂よ」
富子は笑顔で話しかけてくる。
「ありがとう」
「中川さんですね。初めまして。よければ我が家にも遊びに来てください。郁子は少々手持ち無沙汰のようですし」
一橋さんから名前を耳打ちされた敏正さんは早速会話を弾ませる。
「ありがとうございます。是非、伺います」
久しぶりの友人との会話に、自然と顔がほころんだ。