Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「マジかよ。じゃぁ誰見に来てんだ?」
「さぁ…お父さん?」
「んなわけあるかよ?」
「だよな。」
結局綾川は最後準優勝で幕を閉じた。
京都の西山高校はやっぱり強かった。
ここは課題だなってことで来年リベンジに来ねーと…だな。
けど俺は俺なりに緊張もせず今回はかなり練習の成果発揮できたし、活躍できたほうだと思ってる。
それは全部華菜のおかげだ。
精神的に安定してんのも全部。華菜がいるから。
3年生は引退でこのあと打ち上げがあった。
新キャプテンは中條さんになる。
「最後準優勝で終わったけど、中條。来年西山のリベンジ頼むよ。」
「僕もまだまだ先輩たちには及びませんが、精いっぱいがんばりますので、みなさん盛り立てていきましょう。」
さすが中條さんだ。
みんなが拍手で中條さんに応えた。
ほんとにこの人はすごいと思う。
「奥村。ちょっといい?」
打ち上げが終わって、帰る前に、店の前でダラダラしてるとき、中條さんが俺に声をかけてきた。
「はい。」