Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
◇
「なあ。今日中條さんと何してたの?」
帰り道…直登と手をつなぐ。
あったかい…
わたしたちはわざと時間をずらして帰ってる。
部内で付き合ってるだけでもいろいろ言う人いるのに、一緒に帰るってなると…面倒な人たちもいるから…そうしよって直登が言った。
「テーピングテープ、新しいの出しとくの忘れたの。それで部室にとりに…」
「一緒に行く必要ある?」
「それは隆哉が…」
「なんだよ…」
直登が拗ねて横を向いた。
もしかして…妬いてる?
「直登…」
ギュッて直登の手を握った。
「隆哉は今でも大切な幼馴染だけど…好きなわけじゃないから…わたしが好きなのは直登だから…」
「わかってる…でもあっちはそーじゃないだろ?」
「え?」
「中條さんはずっと華菜のこと好きじゃん…」
「まさか…」
「すきだよ。わかんねー?ずっと華菜のこと見てんの。」
「なあ。今日中條さんと何してたの?」
帰り道…直登と手をつなぐ。
あったかい…
わたしたちはわざと時間をずらして帰ってる。
部内で付き合ってるだけでもいろいろ言う人いるのに、一緒に帰るってなると…面倒な人たちもいるから…そうしよって直登が言った。
「テーピングテープ、新しいの出しとくの忘れたの。それで部室にとりに…」
「一緒に行く必要ある?」
「それは隆哉が…」
「なんだよ…」
直登が拗ねて横を向いた。
もしかして…妬いてる?
「直登…」
ギュッて直登の手を握った。
「隆哉は今でも大切な幼馴染だけど…好きなわけじゃないから…わたしが好きなのは直登だから…」
「わかってる…でもあっちはそーじゃないだろ?」
「え?」
「中條さんはずっと華菜のこと好きじゃん…」
「まさか…」
「すきだよ。わかんねー?ずっと華菜のこと見てんの。」