Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
嬉しそうにはにかんで笑う華菜見てたら、抱きしめたくなった。

華菜の部屋…
華菜の匂いがする…

女の匂いだけど…
母さんのとは全然ちがう…

華菜…の匂いは…
あんな生々しい匂いじゃない…
俺の頭ん中…にスッって入り込んでくる…心地いい匂い…

「華菜…」

思わず…手を伸ばして…
気づけば華菜が俺の腕の中にいた…。

「直登…」

華菜の匂いが、俺の頭ん中入り込んできた…

華菜…

無造作に束ねてる華菜の髪の下に見えるうなじ…

思わず、スッと唇を這わせる…

「あ…」

華菜がビクッと反応した。

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