Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~


「今日なんだね。」

「そ。」

「はやく帰らなくていいの?」

華菜と帰宅中。

一緒に住めなくなったからといって、特に変わった気はしない。

行き帰りは途中まで一緒だし、午前練だけの日は飯一緒に食って帰ったりもできたし、逆に先生の目がなくなった分、イチャイチャし放題な気もしなくもない。

「ん。いいよ。勝手にやるだろ。子どもじゃあるまいし。」

「けど、2人とも女子なのに…。男子の人手がいるんじゃ…?」

「いいの。俺は華菜と一緒にいたいから。」

華菜には再婚の話も、相手に同級生のさくらという娘がいることも、言ってある。
さらにそいつが4月から綾川高に転入してくるってことも。

「俺も降りる。」

華菜が降りる駅になって、華菜が手を振って降りて行こうとしたけど、俺は一緒に降りた。

「直登。」

「まだ6時じゃん。」

「そうだけど…。」

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