Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~


「いらっしゃいませ。」

「メニューはお決まりですか?」

そしてニコッ。

よしっ!ウォズバーガーのマニュアルどおり。

「えっとぉ。これとこれちょうだい。」

けれどここからはマニュアルどおりになんて到底いかない。

いろんな客がいる。
早口の客。
まったく決まらない客。
機嫌の悪い客。
カップルで来る頭お花畑の客。

それには全部臨機応変に対応しないといけない。
仕事って大変だ。

バイトしはじめてから1週間。
こんなこともわかってきて、ちょっとくらいは余裕がでてきたかなって思う。

「ねぇ西口さん。バイトいつ終わる?デートしよ。」

こういうのもだんだん慣れてくる。

「すみません。そういったプライベートなことにはお答えできないことになっておりまして。」

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