Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
~奥村直登side~

中間が終わると、夏のインターハイ予選がはじまる。

そして綾川高校は順調に勝ちすすんでいた。


「直登ぉ。さくらちゃんきてっけどー。」

昨日練習のしすぎで疲れてて、授業中から眠りこけてたらしく、翔真に揺り起こされた。

「うにゃ?今何時間目?」

「次4時間目だよ。おめぇ朝から寝すぎだってよ。」

「マジ?やべぇ…」

ガバって起き上がると、翔真が目の前に立っていた。

「だから、さくらちゃん。来てるってばよ。」

「なんで?」

「知らねーけど。呼んでる。」

教室の入り口を確認するとすました顔して立っている。

「翔真一緒に来て。」

「は?マジで。」

翔真を引き連れて、教室を出た。

「何?どうかした?」

「これ。渡したかっただけよ。」

弁当箱だ。
俺、今日忘れたんだっけ?

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