Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「けど、わたしの返事は決まってるよ。」

「変わるかもしんないじゃん。」

変わんないのに…。

「華菜はさ。マネージャーなんてやんなくていいんだよ。ほんとは。」

「え?」

隆哉がめずらしく眉をつりあげてわたしのほうを向いた。

「ほんとは華菜はプレーヤーでいるべきだ。」

「隆哉。それは…」

やっぱり隆哉はそう思ってたんだ…。

「なんでこんなことやってる?人の世話なんて華菜にふさわしくない。」

それで、また前を向いた。

「奥村のせい?だろ?」

やっぱり…。

「ちがうよ。隆哉。」

わたしは立ち止まった。

「え?」

立ち止まって歩かなくなったわたしに気づいた隆哉も…立ち止まって振り向いて私を見た。

< 281 / 343 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop