Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
~奥村直登side~

はぁ…。

ベッドにゴロンと寝転がった。

華菜と帰りたかった…。

優勝の瞬間に見た華菜の涙が忘れられない。

きっとほかの奴は気づいてない。
それくらいの涙だったけど、華菜は感動してた。

俺が、俺たちが優勝した瞬間を華菜が感動の涙で受け入れてくれたことがうれしかった。

華菜は全部俺のことをわかってくれてる…。
そんな気がした。

だから、一緒に帰りたかったのに…。

両親が来るもんだから…

かといって両親を無下には扱いたくない。

ずっと恵まれなかった家族。
やっとできた家族なのに、大切にしたい。

だから、ごはんには文句も言わずついていった。

家にもどってスマホを見たらLINEが華菜から届いていた。

『優勝おめでとう!』

『心も体もかっこよかったし、感動しました。』

って…。

『ありがとう。』

『それしかいうことねー。』

って俺も返した。

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