Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「そんなこと聞いたってあきらめきれない俺はいるけど、もう…わかった。」

そして手をあげて言った。

「奥村帰っちゃったけど、ひとりで帰りな。華菜。俺は、ちょっと頭冷やしてから帰る。」

そして、今歩いてきた方向へ走り出した。

会場、戻るんだ。
隆哉のことだ。きっと、公園のまわりでも走るんだろう。

ごめん。隆哉。

わたしはきっと、隆哉を傷つけるのが怖かった。
けど、ちゃんと言わなきゃならないんだ。

わたしの気持ちを…


わたしは直登が好きなんだってことを…。


< 284 / 343 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop