Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~


「華菜。おはよ。」

朝から直登の顔みて、ほっとして、思わず笑ったわたしを見て、直登はツンってわたしのほっぺを押した。

めずらしく照れてる。

電車の中だったし、乗客もいるしそれくらいしかできない。
それをしたって目立つくらい。

「おはよ。」

「ああ。」

で、しばらく会話は終了。

満員電車でそれ以上の会話なんて目立ってできない。

そしてそのまま駅に着き、学校まで歩きはじめる。

「いや、ほんと、久しぶりに熱でたけど。」

直登が歩きながら話し始めた。

「体にこたえるわ。」

「それでも自主練やったんでしょ?」

「え?」

「自主練やってみて、1日だけなのになまってる自分にびっくりしたってとこ?」

直登は一瞬ポカンってわたしみて、それで笑った。

< 304 / 343 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop