Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「離して。」

「やだよ。なんだよそれ。おまえだって…中條さんと仲良さそうに話してたくせに…」

そんなこと…

頭が混乱してきて、直登の手を振り払おうとしたけど、直登はギュッてキツく掴んだ。

「痛い…」

「ごめん…」

そしたら直登が手を緩めた。

「ごめん…今日は先帰る…」

自分が言ってることがわけわからなくて…
わたしは走った。

なんでわざわざ喧嘩になるってわかりきってること…
言っちゃってるの?わたし…

バカじゃん…

ひさひざに本気出して走った。

直登に追いつかれたくなかった。

1人で…頭冷やしたかった…。

あーあ…
やっちゃったなぁ…


けど…やなもんはやだもん…。

わたし大人じゃないし…ずっと我慢できない…



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