Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
わたしは目を伏せた。
そして、静かに呟いた。

「わたしが…殺したみたいなもん…」


しばらく間があった…



「それでバスケやめたんだな。」

奥村くんは静かにそういうと、わたしの手をもっとギュッと握った。

「辛かったな。」

わたしは握られてる手とは逆の左手の甲で涙を拭った。

「う…ん…辛かった…」

「うん。よく1人で頑張ってるな。」

「うん。頑張ってる。」

「けどさ…それ、華菜のせいじゃないから。」

「え?」

顔を上げると奥村くんの真剣な眼差し。

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