Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
◇
「この間お兄ちゃんが言ったことは克服できてると思う。さすがだね。」
華菜とジャージ姿で庭のゴール前にいた。
2人とも汗だくだ。
華菜がふうって一息ついて、
「待ってて。」
というと、家の中に入り、冷え冷えのスポドリをとってきた。
渡されて、俺もゴクゴク飲んで、2人で庭のベンチに腰掛ける。
「わたしね。お母さんが死んでから、このゴール見るのも、バスケットボール見るのも、ユニフォームも、何もかも嫌で受け付けなかったの。」
華菜がタオルで額の汗を押さえながら話し出した。
「けど、不思議。今、ここでできてるね。わたし。」
クスッと笑った。
「奥村くんのおかげかな?」
そして俺を見て言った。
「ありがとう。感謝してる。」
「ま、まあな。」
華菜の顔があまりに真剣で、ちょっと照れくさくって俺はフイッと横向いた。
「かと言ってバスケもう一回やろうとは思わないんだよねー。やっぱ奥村くんの言う通り、わたしって家のことやってる方が好きなんだ。」
「だよな。華菜はバトルが嫌いなんだろ?まあ俺は毎日でもバトルしてやるけど。」
「フフッ。男だね。」
華菜がまた笑った。
「この間お兄ちゃんが言ったことは克服できてると思う。さすがだね。」
華菜とジャージ姿で庭のゴール前にいた。
2人とも汗だくだ。
華菜がふうって一息ついて、
「待ってて。」
というと、家の中に入り、冷え冷えのスポドリをとってきた。
渡されて、俺もゴクゴク飲んで、2人で庭のベンチに腰掛ける。
「わたしね。お母さんが死んでから、このゴール見るのも、バスケットボール見るのも、ユニフォームも、何もかも嫌で受け付けなかったの。」
華菜がタオルで額の汗を押さえながら話し出した。
「けど、不思議。今、ここでできてるね。わたし。」
クスッと笑った。
「奥村くんのおかげかな?」
そして俺を見て言った。
「ありがとう。感謝してる。」
「ま、まあな。」
華菜の顔があまりに真剣で、ちょっと照れくさくって俺はフイッと横向いた。
「かと言ってバスケもう一回やろうとは思わないんだよねー。やっぱ奥村くんの言う通り、わたしって家のことやってる方が好きなんだ。」
「だよな。華菜はバトルが嫌いなんだろ?まあ俺は毎日でもバトルしてやるけど。」
「フフッ。男だね。」
華菜がまた笑った。