無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎
────てな感じで、電話の内容が聞こえてしまったわたしからするとちょっと気まずかった。
李々斗のお母さんがどこまで知っている、というか察しているのかはわからないけれど、李々斗がわたしのことを す、好き……みたいなことは多分昔から知っていたんだろうなということはなんとなく思った。
「…なに?」
「あぅうっ!?」
じいっと見つめていると、わたしの視線に気づいた李々斗が首をかたむけた。
「なんかついてる?」
「えっ、うぁ、いやなにも…!ごめんなさい」
「……なんか かあさん、楓莉に似てきた」
「えぇ?逆じゃなくて?」
「どっちもかな。もともと似通ったとこあったし………ん?」
「え?」
「楓莉……なんか、顔ちがう?」
その言葉に───どきり、心臓が跳ねた。