無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎
───ということがあったわけで。
実を言うと、昼休みが終わったあたりからずっとそわそわしていた。
李々斗はうしろの席だから、学校ではなんだかんだあまり目が合わない。
李々斗はわたしの小さな変化にもすぐ気づいちゃう人だから、軽くとは言え化粧をしているわたしを見て何かいってくれるかな……って少し期待していた。
だけど、帰り道も隣り合わせで歩くから、顔をじっくり見るなんてことはそうそうなくて、おまけに髪の毛で影ができるから……思ったより気づかれなくて寂しかったのだ。
そんな感じで帰宅して、今。
「…なんか、キラキラしてる、目が」
「うっ、うんあの、そう、りりちょっと近くてあの」
「口も。いつもとちがうの、塗ってる」
「りり、そん、そんなガン見しないでいただいてよろしくて…!?」