無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎
お昼やすみのうちに、ふたりは「時間も道具もないからかるーく、ね」と言ってわたしの顔面を装備してくれた。
きらきらしたピンクのアイシャドウに、ビューラーでばっちりあげたまつ毛。いつも使っているピンクのリップの上から、フユちゃん御用達のグロスを重ねてもらった。
鏡で見てみると、当然のことながらベースはわたしのままだけど、いつもより目元が明るくきらきらしているし、何より唇がぷるぷるだ。
グロス天才や……とめちゃくちゃ感動した。
「これで成水くんとのキッスをゲッツ」
「フユちゃん、なんか今日テンションが…」
「推しと推しのじれったい恋を応援するファンの気持ちは本人たちにはわからんでしょうね……」
「オシ ト オシ……?」
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