無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎
止まったはずの涙があふれる。
わたし、こんなに泣き虫じゃなかったのにな。
『いくら考えたって行動しないと何もはじまらないでしょう?お互いを大切にしたいからこそ、あれこれ考えずに素直なきもちをぶつけるべきだと思うわよ?そうすることで、楓莉ちゃんも自分の本当の気持ちに気づけるかもしれない』
本当、李々斗のおかあさんの言う通りかもしれない。李々斗の気持ちを聞いて、わたしが抱えていた気持ちの答えが見えた。
わたしが李々斗に感じている、本当の気持ち。
多分、ずっと、最初から───……
「変じゃ、ない」
「……っ」
「変じゃないし、間違ってない……と思う。……俺も今けっこう混乱してて」
「…りり、っ」
「あってるかわかんない、けど、……俺と同じ気持ちだったらいいなって、思うよ」