無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎





アルバイト初日。



わたされた制服を身に纏い、店長さんに仕事の基礎を教えてもらっていると、からんからん…とドアが開く音が聞こえた。


メモしていたノートを握りしめたまま視線を移すと、そこには、1時間ほどまえに教室で「また明日ね」と挨拶を交わした吉川くんが居たのだ。



驚きを隠せないまま瞬きをする。

吉川くんは数秒わたしを見つめた後、「新しいバイトって有村さんのことだったんだ…」と独り言のように言った。




「なになに、ふたりとも知り合い~?偶然~?運命~?」





店長さんは女性で年齢もまだ若いから、高校生の男女の"偶然"好きみたいだ。

にやにやしながら言われたから、「偶然だとおもいます」と返しておいた。


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