あなたの左手、 私の右手。
「いやー待たせたね」
見るからに貫禄のある男性が会場に入ってきた。
社員たちが皆一斉に立ち上がる。
「いやー黒谷君、最近の活躍も私の耳に入っているよ。大活躍じゃないか。」
「ありがとうございます。社長も、3社目の支店オープンおめでとうごさいます。」
「ありがとう。7月のイベント展、任せなさい。そこには新店舗の新メニューを出す予定だから。お楽しみに。」
「ありがとうございます」
さすがの黒谷先輩だ。私よりも先に7月の食品関係のイベントの進行を進めていたんだと気づく。
他にも進行中の企画も、いつ進めているのかわからない間に進めている。
「こちらこそ、黒谷君の企画イベントに誘ってもらうとそのあとの業績にプラスででる。それに、そろそろ私も関東圏に新店舗を出したいと考えていたからそのきっかけになればいいと思ってる。」
「その際は【ASAKAWA】も全面的に協力させていただきます。」
「心強いな。さ、この話はここまでで今日は仕事を忘れてのもうじゃないか。黒谷君は強いからなー酒が。」
「そんなことはありませんよ。社長。今日はお手柔らかにお願いします。新人も一緒なので。」
黒谷先輩の言葉に頭を下げて私が挨拶をするとさっそく社長は肩に触れて来た。
その瞬間、佐々木さんが「赤名さんは何飲みます?社長はいかがなさいますか?」と話しながら社長の手をすっと交わして私にメニューを渡してくれた。
見るからに貫禄のある男性が会場に入ってきた。
社員たちが皆一斉に立ち上がる。
「いやー黒谷君、最近の活躍も私の耳に入っているよ。大活躍じゃないか。」
「ありがとうございます。社長も、3社目の支店オープンおめでとうごさいます。」
「ありがとう。7月のイベント展、任せなさい。そこには新店舗の新メニューを出す予定だから。お楽しみに。」
「ありがとうございます」
さすがの黒谷先輩だ。私よりも先に7月の食品関係のイベントの進行を進めていたんだと気づく。
他にも進行中の企画も、いつ進めているのかわからない間に進めている。
「こちらこそ、黒谷君の企画イベントに誘ってもらうとそのあとの業績にプラスででる。それに、そろそろ私も関東圏に新店舗を出したいと考えていたからそのきっかけになればいいと思ってる。」
「その際は【ASAKAWA】も全面的に協力させていただきます。」
「心強いな。さ、この話はここまでで今日は仕事を忘れてのもうじゃないか。黒谷君は強いからなー酒が。」
「そんなことはありませんよ。社長。今日はお手柔らかにお願いします。新人も一緒なので。」
黒谷先輩の言葉に頭を下げて私が挨拶をするとさっそく社長は肩に触れて来た。
その瞬間、佐々木さんが「赤名さんは何飲みます?社長はいかがなさいますか?」と話しながら社長の手をすっと交わして私にメニューを渡してくれた。