子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
なんだかすごくいいにおいがしてきて、瞼を開けた。

「あれ……?」

あたりを見回せば、窓の外はすでに暗くて、たくさんの灯りが見えた。

「えっ!?」

カバリと体を起こすと、その気配に気付いた柊也さんか声をかけてきた。

「紬、起きたのか?よく寝てたな」

時計に目を走らせれば、18時を少し過ぎたところ。
しまった。夕飯……

「起こすのに気がひけるぐらい、気持ち良さそうに寝てたから。ほら、デリバリー頼んでおいたぞ。さっき届いたところだ」

「ご、ごめんなさい」

「いいって。俺にも責任はあるからな。ほら、座るぞ」

確か、お昼を食べた少し後に寝たはず。
ということは、4時間近くも寝てた!?

「さあ、食うぞ」



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