子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「美味そうなにおいだな」
機嫌良く作っていたら、突然入り口から声が聞こえて振り返った。壁にもたれるようにして立っていたのは、橘さんだった。
「トイレに立ったついでに、においにつられて覗いてみた」
「皆さんのお口に合うといいんですが……」
「ここの社員は雑食だから、大丈夫だ」
ざ、雑食って……
「しかし、こんなに美味そうなにおいがしてくると、なんとしてもランチに合わせてキリをつけられるようにやってしまおうと思えるな。あいつらも、いつも以上に張り切ってる」
そう言って、橘さんはオフィスの方を目を細めて見遣る。
少しだけ、においが仕事の邪魔にならないか心配だったからホッとした。
「それはよかったです」
「味見係が必要なら、いつでも言って」
なんて軽く言いながら、橘さんは片手を振って去っていった。
機嫌良く作っていたら、突然入り口から声が聞こえて振り返った。壁にもたれるようにして立っていたのは、橘さんだった。
「トイレに立ったついでに、においにつられて覗いてみた」
「皆さんのお口に合うといいんですが……」
「ここの社員は雑食だから、大丈夫だ」
ざ、雑食って……
「しかし、こんなに美味そうなにおいがしてくると、なんとしてもランチに合わせてキリをつけられるようにやってしまおうと思えるな。あいつらも、いつも以上に張り切ってる」
そう言って、橘さんはオフィスの方を目を細めて見遣る。
少しだけ、においが仕事の邪魔にならないか心配だったからホッとした。
「それはよかったです」
「味見係が必要なら、いつでも言って」
なんて軽く言いながら、橘さんは片手を振って去っていった。