子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「まあ、寂しい思いをさせってしまうのかもとか気がかりだったけど、それよりやっぱり、ゆっくりさせてやりたくてさ。
同棲に持ち込んだのも突然だったし、一人の時間か欲しいかもしれないって思ったのもある」

少しだけ拗ねたような口調になる柊也さんが、可愛くて、愛しくて、思わず抱きついた。

「ありがとう。そこまで考えてくれてたなんて……」

「あ、あたりまえのことを思っただけだ」

もう、素直じゃないんだから。



「なあ、紬。これで全部だ。俺は紬のこともちび助のことも、心の底から愛してる。これでもまだ、不安なことがあるっていうのか?
隣にいて欲しいって言ったけど、それはちゃんと夫婦という形のままでってことだぞ」

柊也さんの胸元に額をつけながら、小さく息を吐いた。

「紬はなんで、結婚を拒否してたんだ?」

「それは……」

「全部話せよ。俺が受け止めてやるから」

この腕の中でなら、何を言っても大丈夫な気がするから不思議だ。話してしまおうと思えた。




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