子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「ねえ、誰かいないの?子作りを頼めそうな相手はさあ」

考えるまでもない。

「いるわけないでしょうが!!そう簡単に見つかるものじゃないでしょ!!」

「職場は女性ばかりなんだったっけ……じゃあ、仕事相手は?」

考えるまでもなく、あり得ないことなのに、なぜか思い返してしまう。

直近で行ったコアクリエイト……ないな、ないない。契約中の人と、そんなことあり得ない。

少し前に行った、独身会社役員の人……って、

「いやいやいや。そんなこと、仕事絡みの人とは特に無理だから。そこはきっちり線引きしないと」

「そう?家政婦を雇うぐらいだもん。独身で高級取りのイケオジ とかいそうじゃん」

「それは……そういう人もいるけど。でも、それは絶対にダメ。仕事を失いかねないわ。こう見えても、多数の社員を持つ会社の社長なのよ」

私の無責任な言動で、仕事を失わせるわけにはいかない。

「じゃあ、もうプライベートで探すしかないじゃない。私も探してみてあげるわ」

「ありがたいけど、ちょっと待って。あくまで変なふうに伝わらないようにしてよ。とんだ変態とでも思われちゃかなわないから」

「もちろん」

今日一の、眩しい笑顔を向けられてしまった。絶対に何か企んでそうで、恐怖でしかないんだけど……







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