可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。
 すると、大地くんは頬を真っ赤に染め上げた。
 
 大丈夫かな……?

「鈴が本部に来てるんだ、来てくれないかな?」

「うん!」

 そう返事をして、大地くんについて行った。

 着いた場所は、広い倉庫だった。


「あ!先輩〜!」

 愛おしい人の声が頭の中に響き渡ったと思えば、抱きつかれる。

「り、鈴くん、なんでこんなところにいるの?」               

「んー総長になって欲しいって言われちゃったの」
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