可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。

 それから、鈴くんのお部屋に戻っていた。

 すると、たくさんの執事さん達にお辞儀をされた。

 一応私もお辞儀をしたのだけれど、ちょっと謎だった。

 別に私はここのお屋敷の人間でもなく、令嬢でもないのに。

 も、もしかして、鈴くんの彼女だからかなぁ……。

 それならちょっと申し訳ないけど、特別みたいで嬉しい……!

「あ、お前……」

「えっ……?朝ぶつかった人……?」

 う、嘘……!ここの執事だったの……!?
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