可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。
「う、うん!ありがとう!!」

 私は無心と鈴くんにギュッと抱きついた。




 それから、一度お家に帰って、お洋服を選んだ。

 じ、人生初めてのデート……。

 な、なんだか緊張するなぁ……。

「おー!先輩可愛いー!」

 スマートにそういう鈴くんに対して、ブワッと顔が熱くなったのが分かった。

 に、しても、鈴くんオシャレ……。

 白と黒でシンプルに揃えられたお洋服は、普段の可愛い鈴くんを消し去るようにカッコよく、オシャレだ。
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