極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
「い、いえ、何でもありません」
慌てて手を動かし、そのまま集中してやっていたら、また靴音がした。
だが、またすぐに音はしなくなった。
「誰か忘れ物でもしたんでしょうか?」
ちょっと気になってそんなことを口にしたら、北條さんは少し険しい表情になる。
「さあ、どうだろうな。とにかく女の子が深夜にひとりで残業するのは危ない。今後は気をつけるように」
なるほど。
ドアを開けておいたのは私を気遣ってのことだったのか。
「はい。すみません」と謝ったら、また違う靴音がして部長代理の滝川さんが入って来た。
「こんな遅くまで何やってんだ?ひょっとして逢引?」
長身で茶髪のウルフヘアにシャープな顔立ちの彼は滝川健人といって、うちの部の美形三人衆の最後のひとり。
部長の同期で、うちの部のムードメーカー。
仕事は出来るが女たらしなのが欠点だ。
ニヤリとして私たちを弄る滝川さんの言葉を真顔で否定した。
慌てて手を動かし、そのまま集中してやっていたら、また靴音がした。
だが、またすぐに音はしなくなった。
「誰か忘れ物でもしたんでしょうか?」
ちょっと気になってそんなことを口にしたら、北條さんは少し険しい表情になる。
「さあ、どうだろうな。とにかく女の子が深夜にひとりで残業するのは危ない。今後は気をつけるように」
なるほど。
ドアを開けておいたのは私を気遣ってのことだったのか。
「はい。すみません」と謝ったら、また違う靴音がして部長代理の滝川さんが入って来た。
「こんな遅くまで何やってんだ?ひょっとして逢引?」
長身で茶髪のウルフヘアにシャープな顔立ちの彼は滝川健人といって、うちの部の美形三人衆の最後のひとり。
部長の同期で、うちの部のムードメーカー。
仕事は出来るが女たらしなのが欠点だ。
ニヤリとして私たちを弄る滝川さんの言葉を真顔で否定した。