極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
「会長の孫っていう目で周囲に見られたくなかったからだよ」
俺の返答に彼女は小さく頷く。
「……ああ。何となくわかります。自分の力で勝負したかったんですね」
「そういうこと。ところで夕飯は?」
もう午後の九時半過ぎ。
キッチンで料理をした形跡はないし、彼女がちゃんと夕飯を食べたか気になった。
「食べました。コンビニのお握りですけど。昨日焼肉だったし、ちょっと胃を休ませたくて」
お腹に手を当てる梨乃。
そんな少食だから身体も華奢なんじゃないだろうか。
「俺より若いのに何言ってんだか」
もっと食べた方がいいと注意しようとしたら、彼女はしれっと話を逸らす。
「何か作りましょうか?」
梨乃が気を使ってそう言ってくれたが笑顔で断った。
「いや、自分で作るからいい。料理結構好きなんだ」
スーツのジャケットを脱いでシャツの袖を捲ると、冷蔵庫からベーコン、玉ねぎを取り出して包丁で細かく切っていく。
俺の返答に彼女は小さく頷く。
「……ああ。何となくわかります。自分の力で勝負したかったんですね」
「そういうこと。ところで夕飯は?」
もう午後の九時半過ぎ。
キッチンで料理をした形跡はないし、彼女がちゃんと夕飯を食べたか気になった。
「食べました。コンビニのお握りですけど。昨日焼肉だったし、ちょっと胃を休ませたくて」
お腹に手を当てる梨乃。
そんな少食だから身体も華奢なんじゃないだろうか。
「俺より若いのに何言ってんだか」
もっと食べた方がいいと注意しようとしたら、彼女はしれっと話を逸らす。
「何か作りましょうか?」
梨乃が気を使ってそう言ってくれたが笑顔で断った。
「いや、自分で作るからいい。料理結構好きなんだ」
スーツのジャケットを脱いでシャツの袖を捲ると、冷蔵庫からベーコン、玉ねぎを取り出して包丁で細かく切っていく。