極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
咲に向かって祈るように手を合わせると、彼女はひらひらと手を振ってこの場を去った。
「さあて、早く済ませて帰ろう」
席を立ち上がって隣の部屋に行き、積んであった段ボールを開けて丸テーブルの上に新製品のカタログと封筒、宛名シールを乗せる。
「えーと、一箱五百部で、四箱で二千部。先は長いな」
思わずハーッと溜め息をついた。
椅子に座ってまずはカタログを封筒に入れていく作業をしていたら、打合せに行っていた朝井くんがひょいと顔を出す。
「あれ?藤原さん、ケーキバイキング行くって言ってませんでした?」
茶髪の癖っ毛にまん丸の目。可愛い猫のように愛くるしい顔をした彼はうちの部の美形三人衆のひとりで、性格も温厚で優しく女性社員にも人気。
「それがね。課長にカタログの発送頼まれちゃって」
手を動かしたまま朝井くんに目を向けると、彼は顔をしかめた。
「ひっで〜。それ栗田さんが頼まれてたやつですよ。なんで藤原さんが尻拭いをするんですか」
「さあて、早く済ませて帰ろう」
席を立ち上がって隣の部屋に行き、積んであった段ボールを開けて丸テーブルの上に新製品のカタログと封筒、宛名シールを乗せる。
「えーと、一箱五百部で、四箱で二千部。先は長いな」
思わずハーッと溜め息をついた。
椅子に座ってまずはカタログを封筒に入れていく作業をしていたら、打合せに行っていた朝井くんがひょいと顔を出す。
「あれ?藤原さん、ケーキバイキング行くって言ってませんでした?」
茶髪の癖っ毛にまん丸の目。可愛い猫のように愛くるしい顔をした彼はうちの部の美形三人衆のひとりで、性格も温厚で優しく女性社員にも人気。
「それがね。課長にカタログの発送頼まれちゃって」
手を動かしたまま朝井くんに目を向けると、彼は顔をしかめた。
「ひっで〜。それ栗田さんが頼まれてたやつですよ。なんで藤原さんが尻拭いをするんですか」