冷徹旦那様との懐妊事情~御曹司は最愛妻への情欲を我慢できない~
「なにそれ! 信じられない……夏くらいから奈月の様子がおかしいのは気付いていたけど、そんなことになってたなんて」
深雪はまるで自分のことのように嘆いてくれる。
状況は変わらないけれど人に話せたことで、奈月の心もほんの少しだけ落ち着きを取り戻していた。
「どんどん悪い方向に向かっているようで、どうすればいいのかもう分からないんです」
眉をひそめ腕を組み黙り込んでいた友也が、ゆっくりと頷いた。
「そうだな。最悪の状況になったと思う。奈月ちゃんは大学を卒業した時点で家を出るべきだったよ。それが無理だとしても、和泉さまとの別れを強要された時に彼に正直に打ち開けるべきだった。せめて俺たちにもっと早く相談してくれていれば。どうしてここまで抱え込んでしまったんだ……」
今の奈月にとって耳に痛い言葉だ。
「……相談したらその人に迷惑をかけそうで怖かったんです。叔父様はとても怖い人で事故で亡くなった両親にも何かしていたみたいなんです」
友也はすぐに首を横に振った。
深雪はまるで自分のことのように嘆いてくれる。
状況は変わらないけれど人に話せたことで、奈月の心もほんの少しだけ落ち着きを取り戻していた。
「どんどん悪い方向に向かっているようで、どうすればいいのかもう分からないんです」
眉をひそめ腕を組み黙り込んでいた友也が、ゆっくりと頷いた。
「そうだな。最悪の状況になったと思う。奈月ちゃんは大学を卒業した時点で家を出るべきだったよ。それが無理だとしても、和泉さまとの別れを強要された時に彼に正直に打ち開けるべきだった。せめて俺たちにもっと早く相談してくれていれば。どうしてここまで抱え込んでしまったんだ……」
今の奈月にとって耳に痛い言葉だ。
「……相談したらその人に迷惑をかけそうで怖かったんです。叔父様はとても怖い人で事故で亡くなった両親にも何かしていたみたいなんです」
友也はすぐに首を横に振った。