涙色の空の下、君のそばでずっと。
すると再び、目元からじわじわと熱いものが滲み出てきた。




瞬きをしたら、それが溢れ出てきそうだった。




視界がぼやけて、2人の表情がよく見えない。




だが、2人の冷たく突き刺さるような視線がは痛いほど分かる。




するとさっきまで無口だった亜美先輩がトドメを刺すように




「そーゆーことだから、じゃーね南乃花チャン」




と玲於先輩の腕に自分の腕を絡めて、


勝ち誇ったように笑みを浮かべ、くるっと私に背を向けた。


先輩が行っちゃう…っ。


とっさに玲於先輩の腕を掴んだ。



「先輩行かないで…っ!」


すがるように言った。


「触んな」


と思いっきり腕を話され、その反動で尻もちをついてしまった。


今度こそ私に背を向けどこかへ行ってしまった。


頭が真っ白になった。




別れる…?



遊びだった…?



亜美先輩が本命…?




目から流れ出てくるそれは止まらない。



何度拭っても止まらない。



それは頬を伝い、頬を濡らし、地面を濡らした。



顔は雪で濡れているのか、涙で濡れているのか分からないくらいぐちゃぐちゃだった。

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