涙色の空の下、君のそばでずっと。
みーちゃんがなんかにやにやしてる…
「なに…?」
「いやぁ。別に?」
「えなになにみーちゃん」
「んーん、なんも。かずきが家に、ねぇ…」
「う、ん……?」
「よく我慢できたわ」
「我慢って?何を我慢するの?」
「もう〜鈍感なんだから!まぁそんなとこが可愛いんだけど…!」
みーちゃんは私の頭に手を乗せわしゃわしゃと撫でてきた。
うう!髪が!
「もうすぐチャイムなるし行こ!」
結局なんのことかさっぱり分からず教室へと急いだ。
すると廊下の向こう側から古典の先生が歩いてきた。
「お、春野、丁度いいところに」
人使いが荒いと有名な先生。嫌な予感しかしない。
そう言えば私古典係だった…。
「明日の授業で使う資料がまだ運び終わってなくてさー。放課後までに職員室まで運んでくんねー?資料室にあっから」
よろしくと片手を上げふら〜っと行ってしまった。
「みーちゃん今日の放課後…」
「ごめんっ部活あるの。がんばー」
うぅ最悪!ちゃちゃっと終わらせて帰ろっと…。