【極上の結婚シリーズ】ママになっても、御曹司に赤ちゃんごと包み愛されています
私は青ざめながら、いっちゃんを拒んだ。旦那さまが私たちの味方をしてくれてもだめだ。奥さまは絶対に許してくれない。家族みんなが祝福してくれない相手となんて、絶対に結婚するべきじゃなかった。

真実を知っても、いっちゃんは私と泉を見捨てていいのだ。

「責任を取るとかそういう問題じゃない。俺がそうしたいんだよ」

「だめだよいっちゃん……、だめ……」

「俺は今初めて莉帆が俺を好きだったと聞いて、同時に拒絶されるのか?」

いっちゃんはやり切れない表情をした。

そういえば、私は今初めていっちゃんの前で彼への気持ちを語った。けれど本当はそれすら一生秘密にするつもりだったのだ。

「俺は今も変わらず莉帆が好きだ。あの夜を一夜の過ちだったと突き放されても諦められなくて、本当はいもしない莉帆の恋人に嫉妬した。幼なじみとしてなんて口実で、いつか莉帆も泉くんも俺が奪うつもりだった。俺は莉帆しか考えられない」

「……っ、でも私はもういっちゃんなんて好きじゃない……。泉がいればそれでい……んっ」

言い終わらないうちに、噛みつくようなキスをされた。

「やっ……!」

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