【極上の結婚シリーズ】ママになっても、御曹司に赤ちゃんごと包み愛されています
「思っていない。でも結婚しない代わりに、俺は家のためだけに生きる。家さえ守れば、それでいいんだろ」
いっちゃんがそんなことを考えていたなんて、私は知らなかった。
心を無くして家に尽くす人生なんて悲しすぎる。もし私たちが結ばれなくても、いっちゃんには誰かを愛し、幸せになってもらいたかった。
「――本当に、何から何までわしと同じだな」
不意に聞き慣れた声がして振り向くと、そこに盛宮のおじいちゃんがいて私は驚く。
「おじいちゃん? どうしてここにいるんですか?」
しかもおじいちゃんは普段とは違い、仕立てのよいタキシード姿で、背後にはSPらしき屈強そうな男性がふたりも付き従っていた。
戸惑う私に、旦那さまや奥さま、いっちゃんはなぜか一様に眉をひそめる。
「莉帆ちゃん、盛宮さんを知っているのかい?」
旦那さまに訊かれ、私は頷く。
「はい。旦那さまたちもお知り合いなんですよね?」
そういえばいっちゃんにおじいちゃんのことを尋ねようと思っていたのに、まだ訊けていなかった。
いっちゃんがそんなことを考えていたなんて、私は知らなかった。
心を無くして家に尽くす人生なんて悲しすぎる。もし私たちが結ばれなくても、いっちゃんには誰かを愛し、幸せになってもらいたかった。
「――本当に、何から何までわしと同じだな」
不意に聞き慣れた声がして振り向くと、そこに盛宮のおじいちゃんがいて私は驚く。
「おじいちゃん? どうしてここにいるんですか?」
しかもおじいちゃんは普段とは違い、仕立てのよいタキシード姿で、背後にはSPらしき屈強そうな男性がふたりも付き従っていた。
戸惑う私に、旦那さまや奥さま、いっちゃんはなぜか一様に眉をひそめる。
「莉帆ちゃん、盛宮さんを知っているのかい?」
旦那さまに訊かれ、私は頷く。
「はい。旦那さまたちもお知り合いなんですよね?」
そういえばいっちゃんにおじいちゃんのことを尋ねようと思っていたのに、まだ訊けていなかった。