【極上の結婚シリーズ】ママになっても、御曹司に赤ちゃんごと包み愛されています
「すみません。重いですよね。抱っこ代わります」
私はすぐさま泉に手を伸ばした。けれど奥さまは旦那さまとちらっと視線を交わすと、少しためらいがちに口にする。
「もし莉帆ちゃんがよければ、今夜このまま泉くんを屋敷に連れて帰ってもいいかしら?」
「え?」
「泉くんが夜中に起きるなら、その頃にはおうちに帰すようにするから」
「泉はもう朝までぐっすり眠ってくれますが……」
「じゃあ、朝に帰すわ。なんだかこのまま離れるのが名残惜しくてね……」
奥さまは本当に愛おしそうに、泉を見つめた。
「莉帆ちゃん、泉くんは我々が責任を持ってきちんと面倒を見る。妻の願いを叶えてやってくれないか」
旦那さまからも頼まれてしまい、私は戸惑った。けれどふたりは泉の本当の祖父と祖母だ。断る理由はないので、私は了承する。
するとぱっと顔を輝かせた奥さまは、早速屋敷に帰る準備を始めた。パーティー好きの奥さまは、いつもなら日付が変わる頃まで二次会や三次会を楽しんでいたから、とても不思議な光景だった。
私はすぐさま泉に手を伸ばした。けれど奥さまは旦那さまとちらっと視線を交わすと、少しためらいがちに口にする。
「もし莉帆ちゃんがよければ、今夜このまま泉くんを屋敷に連れて帰ってもいいかしら?」
「え?」
「泉くんが夜中に起きるなら、その頃にはおうちに帰すようにするから」
「泉はもう朝までぐっすり眠ってくれますが……」
「じゃあ、朝に帰すわ。なんだかこのまま離れるのが名残惜しくてね……」
奥さまは本当に愛おしそうに、泉を見つめた。
「莉帆ちゃん、泉くんは我々が責任を持ってきちんと面倒を見る。妻の願いを叶えてやってくれないか」
旦那さまからも頼まれてしまい、私は戸惑った。けれどふたりは泉の本当の祖父と祖母だ。断る理由はないので、私は了承する。
するとぱっと顔を輝かせた奥さまは、早速屋敷に帰る準備を始めた。パーティー好きの奥さまは、いつもなら日付が変わる頃まで二次会や三次会を楽しんでいたから、とても不思議な光景だった。